「OD・組織開発コンサルタント協会」における組織開発(OD)のアプローチ、特に坂部正登氏の発想法に焦点を当てた考え方と、その背景にある**川喜田二郎氏(KJ法)**との関係性。
坂部氏が川喜田氏から学びつつも、後に独自の「発想法」として昇華。
これが「OD・組織開発コンサルタント協会」の位置づけ。


目次
💡 組織開発と坂部正登氏の「発想法」
1. 坂部氏と川喜田氏(KJ法)の関係性
- 坂部正登氏は、**川喜田二郎氏(KJ法の生みの親)**から多くを学んだものの、後に離反。
- この関係性から、坂部氏は自身のメソッドを**「発想法」**として展開。
2. 「W」の図式と発想法の位置づけ
- 川喜田氏と坂部氏の考え方の違いは、概念を整理するための「W」字型の図式、特に**「左のV」と「右のV」**への要素の配置。
- 川喜田氏: 「左のV」に「KJ法」を置き、そのプロセスを「発想法」と名付ける。
- 坂部氏: 「右のV」に「発想法」を置き、この同一部分を川喜田氏がいう**「帰納法」**と重ねて説明。
- この坂部氏の捉え方(帰納法=発想法)は、三谷によって「あり」とした。

3. 組織開発における「発想法」の活用
- 組織開発の全体論をテキスト(中村教授の『組織開発入門』)から学ぶ。
- 組織開発の方法として「発想法」を活用し、開発目標を**「チームマネジメント」**に定める。
- 指導の仕方としては、定性的な手法(発想法)以外に、定量的な傾向分析や学習の仕方も取りいれた。
✨ 「創造」の捉え方と抽象化
4. 「創造する者」としての人間観と引用人物
- 引用する人物(「木下藤吉郎、本田宗一郎→知恵」、「西堀栄三郎、今西錦司→研究者」、「深沢晟雄、太田祖電→健康、長寿村の実現」、「宮城県の日産プリンス、元長谷社長」)は、**「創造する者」**として捉える根拠。
- これらの人物の実例を通じて、我々の「創造プロセス」とする。
5. 「創造」の定義
- 「創造」とは、単なる突飛なアイデアではなく、「生きていく全過程を示す宗教に近いもの」と捉える。
そのため、Vのみでも良いという見解。(これは脳の左右の脳を行き来する働きにも関連付け)

6. Vの再発見と「やって・みて・考える」
- この創造プロセスが、坂部氏の真骨頂である**「やって・みて・考える」**というシンプルな言葉に抽象化され、実践的な行動と考察のサイクルとして提示。
🎓 認証の目標
7. 本認証の意義
- この「OD・組織開発コンサルタント認証(organization development certificate)」は、あくまでも入り口であり、受講者には認証後も研鑽を積み、個性あるコンサルタントになることを目標としている。
坂部氏流の「組織開発と発想法の哲学的な基盤」、「実践的な位置づけ」、そして目指すべきコンサルタント像を明確に示した。
OD・組織開発コンサルタント協会
会 長 三谷 徹男

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