OD・組織開発コンサルタント協会

設立趣意書

設立趣意書にかえて


1.組織開発(OD)を坂部正登氏を通じて学ぶ
坂部さんは、師、川喜田二郎氏から、多くを学ばれたように思いますが、後に離反されています。

2.川喜田氏は、KJ法の生みの親
坂部さんは、KJ法の名称を使わずに「発想法」として今日に至ります。

3.川喜田→坂部
ここが、百遍道場の命題でした。即ち「W」の使い方。川喜田氏は、Wに向かって「左のV」に相当する部分に「KJ法」を置き、そのプロセスを「発想法」と名付けています。坂部さんは、向かって「右のV」に「発想法」を置きました。川喜田氏は、同一部分を「帰納法」としています。よって、坂部さんは、帰納法と発想法を重ねて説明していきます。実は、私(三谷)は、これもありと考えています。

 4.組織開発の全体論
組織開発の全体論を、テキスト(組織開発入門)の中村教授から学び、組織開発の方法に「発想法」を活用し、組織の開発目標を「チームマネジメント」として、定性=発想法以外に、定量=傾向分析、学習の仕方を指導します。

5.「引用者」
人物として、「木下藤吉郎・本田宗一郎→知恵」、「西堀栄三郎・今西錦司→研究者」、「岩手県沢内村の村長 深沢晟雄・太田祖電→健康、長寿村の実現」、「宮城県の日産プリンス、元長谷社長」を引用しています。

6.「創造する者」
上記の人物は、人間を「創造する者」として捉えています。我々の創造プロセスを、実例を持って示しています。

7.「創造」
創造は、突拍子もないアイデアのことをいうのではなく、生きていく全過程を示している宗教に近いものと考えます。よって、Vのみでも良い。脳の働きは、左右の脳を行ったり来たりしています。

8.Vの再発見
それが、「やって・みて・考える」と抽象化されました。坂部さんの真骨頂が伺えます。

9.本認証(organization development certificate
最後に、本認証はほんの入り口に過ぎず、益々の研鑽を積み、個性あるコンサルタントになることを目標とします。

OD・組織開発コンサルタント協会
名誉会長 中島 利郎
会 長  三谷 徹男
副会長  髙橋 弘樹
副会長  福本 和章
事務局長 中野 雅弘

(令和7年10月8日:現在)